翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

かてもの - 翻刻

かてもの - ページ 28

ページ: 28

翻刻

 木も大かたは毒なしと云然といへとも  どくだみとりかぶと大せり鬼(おに)せりなと  いふたくひは必のぞくへし   ○魚鳥獣肉(ぎよてうぢうにく)の心かけ 凶年ならぬたに魚鳥毛ものゝ肉を 食はねは生【左ルビ「いのち」】を養(やしな)ふの助(たすけ)少し况/老(おい) たるものは肉にあらされは養ひかた し殊凶年穀食乏しきをやかゝる 年次によきものあたへかたきはいふま てもなし責(せめ)ては塩いはしほしこにしんなと の類まれ〳〵にもあたゆる心つかひ も其世話の一(ひとつ)なるへし野猪(いのしゝ)の肉を 厚サ二三寸長サ六七寸に切蒸篭にて むしたるを取上灰をぬり縄(なは)にてあ み火にほしかため火/棚(たな)か梁(はり)のうへかなと につるしをけは数十年を経て変らす