翻刻
の心遣はいふまてなく其外もろ〳〵の
かて物をは其相応にまじへて食ふへき事に候
然とも其品其/製法(こしらいかた)を知らすして生【左ルビ「いのち」】をあや
まる事の御心元なく広く御医者
衆におほせてかて物になるへき品々其
製法まてを撰(ゑら)はせられ候間民々戸々
豊(ゆたか)なるけふより万々一の為の心かけ
いたすへく候
○い
いたどり《割書:くきのふとくはの|大なるをどうぐひと云》能(よく)ゆびき麦(むき)か米か
に炊合(たきあはせ)てかて物とす
但妊婦【左ルビ「はらみおんな」】は食(くう)へからす
いちび《割書:実(み)をいちび|まんでうと云》実(み)をとり生(しやう)にて食ふ
干(ほし)てひき粉(こ)にし餅団子(もちたんこ)にしても食ふ
○は
はすの葉(は) ゆびき食ふ又かて物とす