翻刻
むして食ふなかれに一宿(ひとよ)ひたせは一/度(と)
煮(に)てもよし又/日(ひ)に干(ほし)火棚(ひたな)にあけ置(をき)
干(ひ)あかりたる時(とき)あつき湯(ゆ)へ入(いれ)とりあけ
物(もの)を以(もつて)打(うち)て皮(かは)を去(さり)なかれにひたす事(こと)
二三日してとりあけ灰(あく)をまびりねせ
置事(おくこと)又二三日し実(み)を割(わり)中(なか)に白(しろ)き
色(いろ)なくみな黄色(きいろ)に成(なり)たる時灰/気(き)を
洗(あらい)さり糯(もち)米まじへて餅(もち)としのし
置あぶりて食ふ又かて物とす
○ち
ぢたぐり《割書:ぢんだぐり|とも云》 水をかへて煮事(にること)十四
五/度(と)しよくむして食ふなかれに一宿(ひとよ)ひ
たせは一度煮てもよし又かて物とす
○を
をけら わか葉(ば)をゆひき食ふ又かて
物とす根(ね)は黒皮(くろかは)を去(さり)うすく切(きり)二三(ふたよみ)