翻刻
敷(しい)て上置(あけおき)て水気(すいき)をぬき干揚(ひあかり)て米の
粉か麦の粉か又こぬかなとをまじへ食ふ
へしわらびの粉ばかりは食へからす
附わらび縄(なは)は常(つね)のなはにくらべて倍々(ばい〳〵)
つよしいたつらに捨(すつ)へからす右(みき)のことく
黒く筋立たるものを取上(とりあけ)日に干置(ほしをき)
て縄になうなりなはになうにはさつと
湯(ゆ)をもてしめしてなうなり
○か
からすうり くきも葉(は)もやはらかなる時(とき)
ゆびき食ふ又かて物とす
からすうりの根 皮(かは)を去(さり)白(しろ)き所(ところ)を寸々(すん〳〵)
に切(きり)一日に一度づゝ水をかへてひたす事(こと)
四五とにして搗(つき)たゞらし汁(しる)を取(とり)水飛(すいひ)
する事十/篇(へん)あまりし餅(もち)だんこ
にして食ふ