キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 13

ページ: 13

翻刻

【右丁】 一(いつ)はんをほどこし。中へんの。世にすぎわびたる物には げきやうをさつけて。とせいを心やすくして。其 ほうおんにをのがしうていに引入わかきもの。かぶき□【物】。 なまぢゑ。こ才かくさうなる物どもには。だてだ うぐにてたぶらかし。大みやうとおぼしきには。 ゐんすのじゆす。とをめがねこんたつ【注】それ〳〵に あひさつして。ちなみをふかうして。しうていに だみ入る。大ざかさかい。ながさきすはうの山 口(くち) 【注 キリシタンが用いる珠数。ロザリオ。】 【左丁】 ひろしま。びぜんのおか山。ひめぢはう〳〵所々に 寺をたて京は五条ほり川一条あふらのこうじ に大寺をたて。ぐにんざう人かぶきものとも いつれもさりきらいなくとり入。いたつらもの どもあつまりたりと聞えたり。有時ゐるまん ともべつしてしたしきだんなともといひ合□【せ】 て。くせ事とももれ聞え。ひでよしたいかうげき りんなのめならす。ない〳〵じやほうをひろめ。