キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 16

ページ: 16

翻刻

【右丁】 もいへはいわるゝと。もつとものいひぶんかな 八 しう九しうのうちにくやむ事おゝし。先出家に にあはぬ公事(くじ)すきをし。ちやのゆすきれんがある ひはらんぶまりやうきう花見さかもりむやく の事。がくもんうとくしてふつほうをとへはぞく じんにはるかをとれり。ふせとはぬのをほどこすと かけり女人はごつしやうしうじやくふかき ものなれはあさのおのひねりめまてせいをこみ 【左丁】 うみつむぎ。しんくして。おりいたす物なれは。 心さしをかんじて。けちえんさいどのため仏 なのめにおほしめすと。きやうせつにあかせり。今 の世には金銀にふりかわつて。あたいかうぢきに なれり。さりなから知行(ちきやう)をももたざる出家は たくわへなくして。だうがらんにしゆりを□【く】 わへ。仏ぜんにぶつしやうかうはなをそなへ。きやう ろんしやうげうをもとめ。でしをはこくみ時斎(じさい)