翻刻
【右丁】
のとゝのへなくしては。かへつてほとけのた
ねをたつといへり。こゝをもつて。ちしやのつくる
つみは。おほきなれ共ちごくにをちす。ぐ
しやのつくるつみはすくなけれともぢこくにお
つるといる事。せい人のごなり 又きりしたんの
ものともが。むよくにしてだんなを。へつらはざ
る事。きどくにあらす。なんばん国わうより
まい年くろふね。がりうたにおほせつけ寺々へ
【左丁】
はぶきあてられ。すでに心さしふかきしうてい共
まて粮(かて)【糧の異体字】をあておこなわるゝ時は。むよくけん人
にみゆる事きどくにあらす。その上うしむま
ぶたにわとり以下の。にくじき朝夕にくらいて。
ちくしやうのぎやうぎをうらやみて。おほかたは
くらい物をあぢわへて。しうていになるものとも
おほしときゝつたへし
日本(にほん)の出家(しゆつけ)ときりしたんがゐるまんしうろんの事