キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 20

ページ: 20

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【右丁】  れず。しよせんはきりしたんのうちの一の物□【し】り  たる。ゐるまんをすぐりて御いたし候へ。此はうより  もしやかのぶつほうをまなびたる人を。たつねもと  めて出すへし。ほうもんにいひかつたる人のかたへなる  へしと仰せける ゐるまん聞てそれこそのそむ  所なれ。いつにても御さうしだいにまいるへきと  かたくやくそくしてゐるまんはまかり帰りける  こうしつのいわく。ぜんじやうどのちやうらうをよ 【左丁】  びたりとも。きりしたんが法は神たうないでんげ  でんうちやぶりてよこしまをいふと聞えたり  こゝに伯翁居士(はくわうこし)と申て出家まさりの人ありときく  これをむかひにつかはしてもんだうせさせみんとて  ひきやくを京へさしのほせらる 抑此はくおう  こじと申だう人は。上京のかたはらにかすかなるあん  じつをむすび。身にはあさの衣かみぎぬ。ふゆは  かみのふすま二 時(じ)のはんの□【さ】いにはやきしほ□□□【はかり】