キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

【右丁】 物さびたるていなり。□【ち】う夜けんだいに□□□□【むかひて】 □【な】いでんげでんに目をまじろまず若年(じやくねん)より ぶつほうにかたぶひて南都(なんと)におひてはゆいしきろん のかうぜつをきく。三井寺にしてはくしやろん なかんづく。せけんぼんを聞て三千世かいはたな 心のうちにあり。えんりやく寺にとうざんしては げんぎもんぐしくわんしゆれうごん戒経(かいきやう)以下 十二年ぢうせんしてこれをたもち。むらさき野に 【左丁】 のぞんてはへきがんをきく。めうしん寺にしたひ しゆきやうろく。ゑのふだんきやう五さんにおひて とうばさんこくもんせんとう。又 三輪(みわ)りうの神(しん) たうをおこなひ。浄土(しやうど)もんに入てはせんちやく集 二さうぎ以下万ほう一 如(によ)なる所を。さぜんくふう して香(かう)のけふりに身をふすべ仙人にひとしから むや。へんぜつはふるなをもあざむくへき比丘(ひく)也 かゝる所に大 坂(さか)よりほうもんのやうを申□□□【て。ひ】