キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 37

ページ: 37

翻刻

【右丁】  かつてぼんぶのうへにさたする事にあらすさ  れともちしきにあひてさとる人はあまたあれとも  ひらくる人まれ也かたわくるまのことし   南蛮(なんばん)より日ほんをしたかへんとする訴人(そにん)出事  元和年かうの比 肥後(ひご)の国より坊主一人するがへ  まかり上御年より衆まて言上(ごんしやう)申ていわく肥  後の国にきりしたんの寺なたると申て小西(こにし)  津の寺かそんそうせし寺にて御座候それかしに 【左丁】  なんだいを申かけついほう仕候わたくしもいる  まんと申てだんぎをもいたし候いしゆはなんばんの  国王日ほんをしたがへんてだてに。仏法をひろ  めんためばてれんをあまたさしこし。かの国の  うち五かこく十ケ国の所りやうを日本の入用に  をしむけまい年あきないふねとかこつけていと  まき物しな〳〵をわたす京ゐ中の寺〳〵はいぶん  してまかないとぼしからす又日ほんよりは当年