翻刻
【右丁】
しうていのもの共には此たひころひたらんものはし
さいなしもしあひのこるものこれあらはすみやか
に御せいばいにをよふへきむねかたく御ふれの事
きりしたんがしうてい共たわらに入らるゝ事
右らく中の町人うらや。かしやあまめうしんへん
どへんないこと〳〵くせんさく仕といへとも内心
わだかまつてそらころびするものこれおほし
其ときの所司代いたくら伊賀守かつしげしゆ〴〵
【左丁】
けいりやくを。めくらされけれ共ちくしやう正ぢ
きのやつばらなれは一たひ聞入てひるかへす事
なしいのちを露ほともおしまさればさなからにご
しやう事といへはすりがうたうのざいくわにもお
こなはれすいかゝはせんとあんじわつらひ給ふ所
に江戸より大久保さかみの守御奉行としてらく
中大坂さかへならきゝつけ次第たわらにいれ給ふ
たわら二まいにまき五ところゆいにしてくびは