キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 40

ページ: 40

翻刻

【右丁】  かりいたしけれはさなからみの虫のことし先京中の  もの共は四でう五条のかはらにさんつみにして  五十石卅石つゝつみかさねおうぢうはのたくひは  ひしとならべをかれたり見物のものは京中をうち  ふるうたりと見えたり。あさよりひる時分まては  くちぎりやうにして。ぜんすまる〳〵ととなへて  あひ〳〵に申やうさてもありかたの御事やない〳〵は  かやうの大なんにあひ。でうすさまの御たすけに 【左丁】  あつかり。はらいそうへむまれてらくくわつけいに  ほしいひもじなる事もなくやうらくをさげて  ゐると。どみんご。おしめしことにちやうもんす  はや〳〵。うち御ころし候へと人ことにつふやきける  むまのこくも過。ひつしのかしらになる時分に。一  人が申やうはいさみなころぶまひか後生(こしやう)はみて  こぬ事なれはおつての事とかくひだるうてめ  がまひさう也。其うへ此中のだんぎことに大