キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 5

ページ: 5

翻刻

ひたの守(かみ)。同うこんのたゆふ。そんそうして。すな わちしうていになる。みよししゆりのたいぶ松(まつ) 永(なが)さうたいとうへ。れいぎを申させ日本にとめをく事   あふみの国あつちへばてれ【「ん」脱ヵ】めしよせらるゝ事 たいらのあそん。小田(をた)のかづさの守。のぶながきやう。 天下ほしゐまゝに。ふく風の。さうもくをなびかし たるがごとく。とうい なんばん ほくてき せい じう。こと〳〵く。うちほろぼし給ひ。天下 平均(へいぎん) して。あふみの国。あづちといふ所に。じやうくわくを しつらひ。ふつきのよそほひ。かんやうきうも かくやらんある時御夜ばなしの折ふし。かのうる がんばてれんがうわさをきこしめして。いそぎ 見たきよし。おほせいださる。すなはちすげのや 九衛門のぜうに。おほせつけられ。がうをくりにして。 あづちにつく。二三日あつて御れいにまかり出る。 身にはあびとゝいふものをきたり。此あびとゝ