キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 41

ページ: 41

翻刻

【右丁】  なんにあふときは百みのおんじきをあたへてん  の上へひきあげ給ふよし受け給り候へともけふは  せんべいを一まいあめを一ほんくるゝ物なし夕べ  くうたるまゝなれは。むしがこみあげむねがし  わるといふ。又したつみになりたる物の申やう  うへよりをしつけられ。もちおもりかしていきかき  るゝぎりもぐわいふんも思われすいさころべと  いくとうおんに申けれはなぐれくちになつて河   【左丁】  原うちは時のこゑをあけてわらいけり。さてざう  しき衆町〳〵へ人をはしらかし。うけ人てがた  をさせみなをのか家〳〵に帰る所にあとに五六  十人のこりて。ひけう〳〵とのゝしりけれはせう  〳〵のはちにこそうそもふかるれこれよりしては  めん〳〵さはき。後生はねすみいたちに生るゝ共  かまひなしとうちわくづれに成てかへりける  さてざうしき衆あとにのこるやつはらをにくみ