キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 45

ページ: 45

翻刻

【右丁】  ものあれはきつてすて。こしざしかさしるしま  ぼりに。くるすといふ物を仕りけるすなはち。なが  との守在江戸のるすをうかゝい。しろ下は申に  をよばす二三里四方 放火(はうくわ)せしめひやうらう  みそしほたまくすり以下でうぶによういして  しまばらのふるしろを。よるひるふしんをくわた  つる。そうじて此しろと申はひがしはあらうみ西(にし)は  ぬましほ乃さしひきあつて。馬のひづめも 【左丁】  たゝずなんぼくがんぜきそびへたりたて十八  町よこ十ちやうはかり。中にからほり三重にほ  りとをし。山のこしをほつててつほうざまをあ  け本丸にこでんしゆをあげだしやぐらだしべ  いさかも木かいだて二のまる三の丸までおもふ  づにこしらへたてごもる。人数はざうひやう三万四  五千にをよへり。中にもさげばりをもいる程  の弓四五百ちやうしゝうさきのはしり物そら