キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 49

ページ: 49

翻刻

【右丁】  くらひてめしのあるはらは一人もなしさてはひやう  らうなきと心へて寛永十五年正月廾七日の夜  はんよりそうせめせんとちよぢんへあひふれ一ばん  貝にめしをくい二ばんがいに身こしらへをし三ばん  がいをあいづにこしざしあひしるし大かたはすはだ  ざうひやうはわらにてかぶとをくみてかつきあつ  鳥むらすゝめのことくへいさかも木かんぜきひし  をまきたる所ともいはずのりこえはねこえ我 【左丁】  おとらしと二の丸につくかなはじとや思ひけん。門  をひらきやりふすまをつくりてこみ入こみ  いたし二三ど火花をちらしけるがつけいれに  せられてかたはしくびをとられつめの丸へつぼむ  所に火やを雨のふることく八はうよりいこめは身  のをき所なさにこみ出るを。くしざしどうぎり  おいうち二時はかりのうちにらつきよして死(し)がい  山のことし諸手(しよて)へとらるゝくびかすをしるすに