キリシタン関連史料を翻刻

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吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 51

ページ: 51

翻刻

【右丁】  なしある時てつほうの者の中にこ才かくさうなる  ものを見たてゝ万事をかれ一人にまかせ国の  しをきの事は申にをよはす。ふだいさうでんの  家の子まてみなをのか下知にしたかはしむかの  男(おとこ)がげいのふには。りじゆんばい〳〵せちべんなる  事はかりを明ても暮てもみつだんすあんのこ  とくいく程なきにさうろん出来して馬上(はしやう)四十  四五きとりのきみな新座ものになりかわる 【左丁】  それより猶しゆつとうまさりて一人たうせんの  おもひなしかげにてはくやむ事ありしかとも  めをひき袖をひかへてよろつにかまふ物一人もな  きとあひきこゆかやうの者 魔(ま)となつて家  のほろぶるすいさう也    大人小身によらす人をめしつかふにしな〳〵あり  ちゑのふかきしゆ人のめしつかはるゝは家に久しき  ものをは正宗さだむね。新座をはあら身の