キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 53

ページ: 53

翻刻

【右丁】  ようぶきようを見すかし家につたわりくんこうを  つみたるやからをもすこしのなんをあらためて  ふる身のかたなにやきばのなきやうにすてをか  るれは其身もをのつから。ひげしてよろつに  つゝしみをなす又昨日けふ出たるものなり共  万事にはかをやりこうせきたゝしく才かく人に  ぬきんてたる者と見こめては内外のしゆつとう  かたをならへさるやうにかれ一人にきわまつていか 【左丁】  やうの事ありとてもしゆ人のみゝへわきよりうつ  たふる事かつてならされは本座新座共に  かのしゆつとう人をうやまふて門前に市(いち)をなす  又我にしたしきものには心をうちとけてちなみを  なす我にうとき者には折めきりめに殿の御  意(い)とかうしてあてつかひにめしつかふしんいの  ほのおむねをこかすといへともかなはされはおも  てむきをなたらかにす大身ほと正 直(じき)なる