翻刻
【右丁】
物なれはけに〳〵しく申なせはわきのめいわくは
しろしめさすもろ〳〵のしゆつとう人の中にも
よきみちへふんべつのふかきもあり又しゆ人の
きにさへいれは万事はいらさる事と思ひさたむる
やから世におほし。たゝ人をめしつかふは石かけを
つむかことし大石はつみいし小いしはつめ石主人
のめしつかはれやうによつて一ぶんの才かくふん
へつなき物はあるまし松倉長門守もりはつも
【左丁】
かたのことくさすかにゆうちやうなりし人成に
あくきやくものをもつはらに国のしをき内外の
さいはんほめたる者なかりけれはあんのことく
なかとの守を引たをしける
抑古の御代にきりしたんのしうていをこん
げんをきつては□□【らわ】れたまふまことにもつて