翻刻
是はいつみのさかひの物也。此ものども。かわる〳〵
だんぎをとく。是をゐるまんとなづく又日
本のばうずの中に。らくだして。世にすぎわ
びたる。ものをたづねもとめて金銀を。おび
たゝしくとらせて。ゐるまんにとりたてゝ。儒(じゆ)
釈道(しやくだう)を。とりくわへて。だんぎを七だんにつく
りて。しよ人にけうけす。かれがいひぶんを聞(きく)
に。なにのおくゐもなく先 神道(しんたう)内典(ないでん)を云(いひ)
たてゝ。五だんまでは。さん〴〵にそしりいひや
ぶりて。のこる六だん七だんは。をのがほうもんと聞ゆ
きりしたんぶつほうの事
さてもきりしたんかぶつほうの。いしゆをきくに。
天地(てんち)かいひやくの時でうすとも。大あるしとも申
仏。一たいしゆつげんまし〳〵て。日月をつくり出
し。せかいをあきらかにして。人(にん)。ちく。さうもく。しん
羅万ざう。こと〴〵くつくり出せり。せかい国土(こくど)