キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

吉利支丹物語 2巻 - 翻刻

吉利支丹物語 2巻 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

是はいつみのさかひの物也。此ものども。かわる〳〵 だんぎをとく。是をゐるまんとなづく又日 本のばうずの中に。らくだして。世にすぎわ びたる。ものをたづねもとめて金銀を。おび たゝしくとらせて。ゐるまんにとりたてゝ。儒(じゆ) 釈道(しやくだう)を。とりくわへて。だんぎを七だんにつく りて。しよ人にけうけす。かれがいひぶんを聞(きく) に。なにのおくゐもなく先 神道(しんたう)内典(ないでん)を云(いひ) たてゝ。五だんまでは。さん〴〵にそしりいひや ぶりて。のこる六だん七だんは。をのがほうもんと聞ゆ   きりしたんぶつほうの事 さてもきりしたんかぶつほうの。いしゆをきくに。 天地(てんち)かいひやくの時でうすとも。大あるしとも申 仏。一たいしゆつげんまし〳〵て。日月をつくり出 し。せかいをあきらかにして。人(にん)。ちく。さうもく。しん 羅万ざう。こと〴〵くつくり出せり。せかい国土(こくど)