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名人(めいじん)じやと己(をのれ)が?(しか)しるしを助(たすか)るゆへ悦(よろこ)んで誉(ほむ)るもの也
○/心細(こゝろほそ)く気(き)のつまる性(しやう)なれバ。欝症(うつしやう)が見へ舛。ちと
心安(こゝろやす)ひ方(かた)か東辺(とうへん)へぶら〳〵と御歩行(おあるき)なされて気(き)を
大やりに御/持(もち)なさるがよろしいと云へし
○/大便不通(だいべんふつう)じなれバ。腹(はら)の肉がいれまして。秘結(ひけつ)
いたしますと腹(はら)を押(をし)てコレ此筋(このすじ)が拘(ひき)つりますゆへと
どこなりとも筋(すじ)らしいものをつよく押(をし)て病人(びやうにん)の腹(はら)
をいためると成程(なるほど)そこの所がわるひと思ふもの也
○ごくどうらしき男(をとこ)なれバ積気(しやくき)ハすくのふござれ
ども。兎角湿気(とかくしつけ)か多(おゝ)ふ見へ舛といへバ大方ハ違(ちが)ハ
ぬものなれバ。今の内(うち)にとくと治(なを)しておかねハ。後(のち)にハ大
ことになります。そうならぬ内(うち)に御/養生(やうじやう)なされませ。此(この)
侭(まゝに)して置(をけ)バ後(のち)にハいづれ鼻(はな)か。ちんぼかゞ落(をち)ます落(をち)
てから焼継(やきつぎ)もてきず。とんと取帰(とりかへ)しのならぬもの
ゆへ日々(にち〱)の不自由(ふじゆう)用向(ようむき)の欠(かけ)ることが大体(たいてい)めいわくな
ことでハこさりませんぞへ。御/頼(たのも)なれバ治(なを)して上(あけ)ませふが