翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

当世医者風流解 3巻 - 翻刻

当世医者風流解 3巻 - ページ 48

ページ: 48

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名人(めいじん)じやと己(をのれ)が?(しか)しるしを助(たすか)るゆへ悦(よろこ)んで誉(ほむ)るもの也 ○/心細(こゝろほそ)く気(き)のつまる性(しやう)なれバ。欝症(うつしやう)が見へ舛。ちと 心安(こゝろやす)ひ方(かた)か東辺(とうへん)へぶら〳〵と御歩行(おあるき)なされて気(き)を 大やりに御/持(もち)なさるがよろしいと云へし ○/大便不通(だいべんふつう)じなれバ。腹(はら)の肉がいれまして。秘結(ひけつ) いたしますと腹(はら)を押(をし)てコレ此筋(このすじ)が拘(ひき)つりますゆへと どこなりとも筋(すじ)らしいものをつよく押(をし)て病人(びやうにん)の腹(はら) をいためると成程(なるほど)そこの所がわるひと思ふもの也 ○ごくどうらしき男(をとこ)なれバ積気(しやくき)ハすくのふござれ ども。兎角湿気(とかくしつけ)か多(おゝ)ふ見へ舛といへバ大方ハ違(ちが)ハ ぬものなれバ。今の内(うち)にとくと治(なを)しておかねハ。後(のち)にハ大 ことになります。そうならぬ内(うち)に御/養生(やうじやう)なされませ。此(この) 侭(まゝに)して置(をけ)バ後(のち)にハいづれ鼻(はな)か。ちんぼかゞ落(をち)ます落(をち) てから焼継(やきつぎ)もてきず。とんと取帰(とりかへ)しのならぬもの ゆへ日々(にち〱)の不自由(ふじゆう)用向(ようむき)の欠(かけ)ることが大体(たいてい)めいわくな ことでハこさりませんぞへ。御/頼(たのも)なれバ治(なを)して上(あけ)ませふが