翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

当世医者風流解 3巻 - 翻刻

当世医者風流解 3巻 - ページ 73

ページ: 73

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○しわんぼうなれバ御きまりのよひ御/篤実(とくじつ)な御/生質(むまれつき)シヤ とてに今(いま)ハけんやくをせねバなりませぬ。あなたハ醤油(しやうゆ) ハ何(なん)ぼて御/取(とり)なさります。油はとこで御/買(かい)なされます此(この) 間(あいた)此方(このほう)は。割木(わりき)をなんぼで買(かい)ましたが。よつほど安(やすふ) 御/座(ざ)り舛。大きに徳用(とくよう)なものでござり舛。ちいと 何角(なにか)に気(き)をつけて倹約(けんやく)いたし舛と。大きな違(ちが)ひ なもので御さり舛などゝ云(いひ)。とかくあなた様(さま)のやうに きまりますと身上(しんしやう)のためにハ宜(よろ)しうござり舛などゝ しわひことばかりをいはねバ馬(むま)が早ハぬものと思ひ始末(しまつ) けんやくするを誉(ほめ)そやすべし ○/銭遣(ぜにづか)ひのあらひ性分(しやうぶん)なれバ。御/気(き)が広(ひら)ふてゑらひ 切(きれ)れ手(て)ジヤゑらひきれものじや。ゑらひすつはりものじや。 なんでもしやん〳〵と早(はや)ふ埒(らち)を明(あけ)る御方(おかた)ひや。何(なに)ことでも よふものに御/気(き)のつくよい御/方(かた)じや。扨(さて)も〳〵気(き)の大(おゝ) きなゑらひものとほむるべし ○ごくどうなれバ扨(さて)もよふ人なれてやハらかな何(なに)をいふ