翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

当世医者風流解 3巻 - 翻刻

当世医者風流解 3巻 - ページ 78

ページ: 78

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の外(ほか)寒(さむ)さにむかひまして御ざり舛。いよ〳〵どなた様にも 御揃(おそろ)ひ遊(あそ)バしめでたふ存(そんし)ますわたくしも兼々(かね〲)ちと〳〵。 御見舞(おみまひ)も申上舛(もうしあげます)はつながら。何角(なにか)と用事(ようし)に取紛(とりまきれ) まして。其上(そのうへ)子供(こども)ハ大勢(おゝぜい)になりまし。手(て)が引(ひけ)まして。 何(なに)となふ。世話(せわ)しう。暮(くら)しまして。存(そん)じながら御不沙汰(ごぶさた) いたします。其段(そのたん)御ゆるし下(くだ)されませと。物(もの)こしのしとやか にあいさつを述(のべ)けれハ。先(さき)の女房(によぼう)これハ〳〵御心(ごしん)もしに 思召(おほしめし)よふこそマア御出下(おいでくだ)されましたわたくし方(かた)より 御たづね申ますはづで御座(ござ)りますれど。此方(このほう)の人も 此(この)ごろ有(あり)やうハ商用(ばいよう)を云立(いひたて)にして。東辺(とうへん)へしこうれ まして。夜(よ)どまり日留りとんと内(うち)でハ寝(ね)られませぬ ゆへ。どつちも得出(えで)ませず御ぶさたがちに御座(ござ)り舛。 其(その)だん御ゆるし下されませ。又/夫(それ)ばかりのことなれバ。 かまひませねども外(そと)にまたおきせん口が出来(でき)まして こまり入ており舛。ソレハ〳〵マアしかしどうでとの達(たち)の ことゆへ。些(ちつと)ヅゝのことハあり内(うち)で御座り舛ソウ口淀(おつしやる)ゆへ