翻刻
【右丁】
琉球国(りうきうこく)過半は福州(ふくしう)に従ひて唐(とう)ゟ
往来もこれあり薩摩(さつま)より往来の
所もこれある也海上さつまゟ三百余里
南海(なんかい)の島国也四季 暖(あたゝか)なる国(くに)なり
北極(ほくきよく)地を出る事二十五六度
【左丁】
註(ちうして)云く北極といふは北のいごかぬほしの事なり
此ほしをしんぼうとして天体(てんたい)がまわる也
天のめぐりを三百六十 度(ど)にわりて此
星(ほし)が地ゟ出る事が二十五六度(ど)と
いふ事としるべし左に図(づ)をあら
はす