琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球雑話 - 翻刻

琉球雑話 - ページ 15

ページ: 15

翻刻

【右丁】 風もあるに船さきへとては行す幾(いく) 度(ど)こげども西へ〳〵と舟かへり一向行こと あたはず夫(それ)ゟ本国へ帰りしとなり是は 東方 発生(はつせい)の気(き)甚だつよきゆへ如此 あるらんと申き又南方をさして 行けるものいへるは是も二三千里南へ 【左丁】 こぎ行しに其丈十丈斗或は二十丈斗 の瀧(たき)南へ落て一向船を下の海へ落す べき術(てだて)なく是非(ぜひな)なく帰りしとなり 此処にて遠目鏡(とふめがね)を出し南の方を 見けるに凡六百里もあらんと思ふ所に また瀧(たき)ありて南ゟ北に向て落(をち)けるを