琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球雑話 - 翻刻

琉球雑話 - ページ 17

ページ: 17

翻刻

【右丁】 ものゝ申せしは是も三四千里もこぎ行し に是には余(よ)ほどの島(しま)ありけるゆへもし ひらきなば生産(せいさん)の便(たより)【「さより」とあるも誤記と思われる】ともなるべきとて 人々五十人ほどあげ置き俵米(ひやうまい)など 多くあてがい来年又来るべきとて残り は帰りけり此処殊の外北によりし国なれ 【左丁】 ば昼半年夜半年といひし国は此処 なりとぞ昼半年の時 草木葉(さうもくは)を出し 夜半年のときみな枯るゝとぞさて来 春 本国(ほんごく)より来り彼島(かのしま)へあがり見ける に去年留置ける人数不残相はてさつ するに此国殊の外なる寒国(かんこく)ゆへ夜