翻刻
【右丁】
の草木(さうもく)をなびかすがごとく日本の威(い)
風(ふう)になびき永く日本の属国(ぞくごく)と成り
依し 御家督の節は日本関東
に参府して御祝義申上る事とはなり
ぬ日本ゟ琉球国(りうきうこく)にいたる船の揚(あがり)
場に関所あり要渓灘と名付く夫
【左丁】
ゟ五十里へて城郭(ぜうくわく)ありこれを千里
山といふ前に流るゝ川有り岩石岨立(がんせきそばたち)
洪逆立(なみさかだち)漂(ひやう)〳〵としてあたかも龍門の
たきともいひつべし此城より七里ばかり
隔(へだて)て辰巳の方にあたりて肺竹城(はいちくぜう)と
て三里四方の城地あり夫ゟ南の方は