琉球・沖縄の世界を翻刻する

コレクション: ハワイ大学所蔵 阪巻・宝玲文庫 vol. 1

琉球国事畧 - 翻刻

琉球国事畧 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

  後円融院應安五年の事也大明の   太祖の使明州の天寧寺の僧祖開   南京の□宮寺の僧無逸九州に来りて   南朝開西/の(イ将軍)懐良親王に見へき楊戴   是等の僧と共に来るなるべしこれ   大明より我国へ使【挿入記号】三(イの第二)度に及びし   時【挿入記号】の事(イ二字十也)なり 同十五年《割書:我朝南朝【挿入記号】弘和(後亀山院)元年|北朝永徳/三(イ二)年 (イ也)》中山王寮度 山南王承寮に印金幣等を賜り《割書:是中|国より》 《割書:冊封使至る|事の始なり》其使/還(還)りて三王/互(イ各)に権を争 ひて相攻る由を申けれは三王相平ぐ べきよし詔書を賜りて同十六年 《割書:我/朝(イ国)【挿入記号】弘和(イ南朝)二年北朝|後小松院永徳三年 (也)》山北王怕尼芝にも印文 綺等を賜り此/年(イ時)勘合分冊を三王に賜る 是より山王皆中国に請ふて其封を嗣ぐ   王には□糸紗羅冠服王妃には紗   羅王姪王相官等には絹公服等を   賜ひし也 (イと云也)