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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 123

ページ: 123

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のある折柄(をりから)又(また)若(もし)康廣(やすひろ)か彼国(かのくに)の為(ため)反間(はんかん)もなりねべきは我国(わがくに)の大(おほい)なる妨(さまた)けたる 事(こと)なりとさてそ切(きつ)ては捨(すて)られしは深(ふか)き意(こゝろ)と聞(きこ)えける。    重(かさね)て《振り仮名:被_レ遣両使于朝鮮_一事|りやうしをてうせんにつかはさるゝこと》 秀吉公(ひてよしこう)既(すで)に橘康廣(たちばなのやすひろ)を誅殺(ちゆうさつ)あつて。後(のち)再(ふたゝ)ひ対馬大守(つしまのたいしゆ)平義智(たいらのよしあきら)柳川豊(やながはぶ) 前守(せんのかみ)調信(しけのふ)并(ならひ)に禅僧(ぜんそう)玄蘇(けんそ)《割書:号(かうす)仙(せん)|巣》を差添(さしそへ)られ重(かさ)ねて朝鮮国(てうせんこく)につかはし。通信(つうしん) 使(し)渡海(とかい)あるへき旨(むね)を催促(さいそく)せられける。此(この)義智(よしとも)は宗宗慶(そうのむねとし)か子孫(しそん)とし代々(たい〳〵) 此島(このしま)の領主(りやうしゆ)たり朝鮮(てうせん)順路(しゆんろ)の海道(かいたう)として彼国(かのくに)の近隣(きんりん)たれば。土地(とち)風俗(ふうぞく)海陸(かいりく) の案内(あんない)まて能(よく)そらんじたる故(ゆゑ)を以(もつ)て。此度(このたび)の使節(しせつ)を承(うく)るなり殊(こと)に義智(よしとも)は 秀吉公(ひてよしこう)の家臣(かしん)。小西摂津守(こにしせつゝのかみ)か婿(むこ)たれば秀吉公(ひてよしこう)の腹心(ふくしん)を明(あ)け示(しめ)さるゝの一 人なり又(また)義智(よしとも)いまた年/廿(は[た])たりと雖(いへと)も勇悍(ゆうかん)他(ひと)にすぐれ。殊(こと)に当時(たうし)権臣(けんしん)の