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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 124

ページ: 124

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一家(け)につらなり。秀吉公(ひでよしこう)の目見(めみ)せ能(よき)につけ諸人(しよにん)これを畏服(いふく)すれば。柳川調(やなかはしげ) 信(のぶ)といへども。凡(すべ)て義智(よしとも)が指圖(さしづ)を承(うく)る処(ところ)とこそ聞(きこ)えけれ。両使(りやうし)は早(はや)く朝(てう) 鮮(せん)の王城(わうじやう)に打入(うちい)りたりければ。東平館(とうへいくわん)にこれを宿(しゆく)させてさま〳〵に饗応(きやうおう) せり。かくて朝鮮王(てうせんわう)其(その)意趣(いしゆ)を尋問(たづねとは)るゝに義智(よしとも)答(こたへ)て。幾回(いくたび)も貴国(きこく)通信(つうしん) の使(つかひ)を邀(むか)ふるに外(ほか)なし。今度(こんど)は義智(よしとも)調信(しげのぶ)両人(りやうにん)とともに通使(つうし)を誘引(ゆういん)せず んば本国(ほんごく)にかへるべからずといふ。是(これ)において彼国(かのくに)の諸臣(しよしん)胥集(あひあつま)つて評議(ひやうぎ)を なして云(いふ)。日本(につほん)の両人(りやうにん)に諷(ふう)して其実(そのじつ)に両国(りやうこく)の隣好(りんこう)を求(もと)むるに意(こゝろ)ありや。又(また)他(た) の陰謀(ゐんぼう)を構(かま)ふるや否(いなや)を先見(まづみ)よとて。其議(そのぎ)一に定(さだ)まれば乃(すなは)ち旅館(りよくわん)賓奏(ひんそう)の 役人(やくにん)に云(いは)せける。是(これ)より数年前(すねんさき)倭人(ねいじん)【ママ】來(きた)りて全羅生道(てるらだう)に寇(あだ)をなし。竹島(たけじま)を損(そん) じ其砌(そのみぎ)り。朝鮮国(てうせんこく)の辺将(へんしやう)李太源(りたいけん)を殺(ころ)せり。且(そのうへ)日本(につほん)の生口(さんこう)を獲(とら)へて聞(きく)に朝(てう)