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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 147

ページ: 147

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外(ほか)四国(しこく)中国(ちうごく)九州(きうしう)の船(ふね)たよりよき国々(くに〳〵)の大名(たいみやう)も。各(おの〳〵)渡海(とかい)の仕度(したく)のために 大船(おほふね)多(おほ)く作(つく)り立(たて)て。兵粮米(ひやうらうまい)を儲(たくは)へ軍兵(ぐんひやう)を催促(さいそく)して。人々(ひと〳〵)打立(うちたつ)べき用意(ようい) の外(ほか)今更(いまさら)余事(よじ)はなかりける。時(とき)に秀吉公(ひでよしこう)重(かさ)ねて仰(おほせ)いださるゝは。来年(らいねん) 正月 先陣(せんぢん)の兵(へい)どもははやく洌山(うるさん)にすゝみ。二三月に至(いた)つて諸軍(しよぐん)こと〳〵く 渡海(とかい)すべし。我(われ)まさに旅館(りよくわん)を肥前(ひぜん)名護屋(なごや)につくり。其所(そのところ)に居(ゐ)て軍旅(ぐんりよ)の 指図(さしづ)におゐて如此(かくのごとく)は。便(たよ)りよからんか又(また)東国(とうごく)の兵士(へいし)は。山谷(さんこく)馬上(ばじやう)にのみ達(たつ) 者(しや)にして。舟軍(ふないくさ)に不勝手(ふかつて)なれば是(これ)をば名護屋(なごや)に屯(あつ)め置(おき)。その国(くに)の遠近(えんきん)を はかりて兵(へい)の多少(たしやう)を出(いだ)さすべし。其(その)また方角(はうがく)の近(ちか)からんところは。常(つね)の軍役(ぐんやく) なかばを出(いだ)すべし。遠(とほ)くして勝手(かつて)のよからぬは其兵(そのへい)三が一。或(あるひ)は五分(ごぶ)にして其(その)一を出(いだ) して何(いづ)れもまさに此法(このはう)を守(まも)るべし。又(また)南海(なんかい)四国(しこく)九州(きうしう)の兵(へい)はつねに。舟軍(ふないくさ)になれ