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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 164

ページ: 164

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至(いた)つては土(つち)の如(ごと)く崩(くづ)れ瓦(かはら)の如(ごと)く解(とけ)ん時(とき)。一旦(いつたん)にはこれを支(さゝ)へ防(ふせ)ぐに難(かた)からん 若(もし)戦闘(せんたう)数年(すねん)を経(へ)て。後(のち)人々(ひと〴〵)兵(へい)を習(なら)ひ法(はふ)を知(し)らん時(とき)はしるべからず。その 初(はじ)めに於(おゐ)て吾(われ)甚(はなは)だ此義(このぎ)を憂(うれひ)に思(おも)ひりといへども。申砬(しんりつ)かつて省悟(さとら)ず縦(たと) ひ鳥銃(てつほう)ありとても。豈(あに)よくすべて当(あた)らんやと云(いひ)すてゝ其座(そのざ)を立(たち)さりけり。 申砬(しんりつ)初(はじ)め穏城府使(おんしやうふし)の官(くわん)にありし時(とき)。胡虜(ゑびす)来(きた)りて鍾城(しようじやう)を囲(かこ)むに砬(りつ)馳(はせ) 往(ゆき)て。纔(わづか)に十餘騎(じうよき)の兵(へい)にて胡虜(ゑびす)の大勢(おほぜい)を突撃(つきうつ)てこれを破(やぶ)るの功(こう)によつて。申(しん) 砬(りつ)が将(しよう)の量(りやう)あるを進(すゝ)め挙(あげ)られしものなるが。先日(さきのひ)趙栝(てうくわつ)が秦(しん)の兵(へい)を軽(かろ)ん じ事(こと)に臨(のぞ)んで惧(おそ)るゝの意(こゝろ)のなかりしに。是(これ)又(また)克(よく)も似(に)たるかな如此(かくのごとく)の量見(りやうけん) は。事(こと)の過(あやまち)を引出(ひきいだ)すべきかと識者(しきしや)は眉(まゆ)を皺(しは)めける    朝鮮(てうせん)に到(いた)る人数(にんず)着当(ちやくたう)の事(こと)