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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 198

ページ: 198

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人(にん)の目付(めつけ)の人々強(ひと〳〵しひ)て押(おさ)へ上(かみ)の意(こゝろ)にしたかへ給ひ。これ忠(ちう)なりと諌(いさ)めし所(ところ)へ如此(かくのごとく) の感帖(かんぢやう)を賜(たまは)るゆへ。辱(かたしけな)きこと心胸(しんきやう)に撤(てつ)して其(その)志(こゝろざし)金石(きんせき)の思(おも)ひとなり。弥(いよ〳〵)命(いのち)を 塵芥(ぢんがい)に比(ひ)せんとぞ勇(いさゝ)みける。    小西行長(こにしゆきなが)釜山浦(ふさんかい)の城(しろ)を攻落(せめおと)す事(こと) かくて小西行長(こにしゆきなが)はすでに海上(かいしやう)の狂風(きやうふう)をおし切(きつ)て。卯月(うづき)十三日 釜山浦(ふさんかい)に至(いた)り しかば。士卒(しそつ)に下知(げぢ)して物(もの)の具(ぐ)つけさせ自分(じぶん)真先(まつさき)に馬(うま)に打乗(うちのり)駈上(かけあか)る。宗(そう) 対馬守(つしまのかみ)をはしめ有馬松浦(ありままつら)五島大村(ごとうおほむら)の面々(めん〳〵)。甲(かふと)の緒(を)をしめ色(いろ)めき渡(わた)つ て我劣(われおと)らじと先(さき)をあらそひ。おめき叫(さげ)ぶ有(あり)さまはいかなる強敵(がうてき)といへ ども。面(おもて)をむくべきとは見(み)へざりける。朝鮮(てうせん)にては日本人(につほんじん)大軍(たいぐん)にて寄(よ)せ 来(きた)る旨(むね)。先達(さきだつ)て聞(きこ)へければ。李雄(りゆう)。孟明伯(まうめいはく)。を大将(たいしやう)として。剛兵(かうへい)二万 餘騎(よき)