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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 206

ページ: 206

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翼兄弟(よくきやうだい)も続(つゞい)て城(しろ)を落(おち)たりける。行長(ゆきなが)が舎弟(しやてい)小西主殿助長種(こにしとのものすけながたね) ならびに。木戸作左衛門教重(きどさくざゑもんのりしげ)手勢(てせい)を引連(ひきつれ)追(おひ)かけたり。朝鮮(てうせん)の兵共(へいども) 攻立(せめたて)られて右往左往(うわうさわう)に乱(み)だれて逃散(にけちり)ける。主殿助(とのものすけ)作左衛門(さくざゑもん)敵(てき)を討(うつ) こと九百七十五人 討取(うちとり)。つゐに東萊(とくねぎ)をも乗取(のつとり)ける。行長(ゆきなが)心地(こゝち)よき合(かつ) 戦(せん)を両度(りやうど)して。則(すなは)ちこゝに陣(ぢん)を取(とり)大篝(おほかゞり)をたきて。人馬(にんば)の息(いき)を休(やす)め ける。行長(ゆきなが)は通辞(つうじ)を呼(よ)んで是(これ)より何(いづ)れの所(ところ)に敵(てき)あるやと尋(たづ)ねけるに。通(つう) 辞(じ)は答(こたへ)て曰(いは)く是(これ)より都(みやこ)へは両道(りやうだう)に分(わか)る。城(しろ)もあまた候 中(なか)にもこゝを 去(さ)る事(こと)五百四十五 里(り)にして忠州(ちくしう)といへる名城(めいじやう)有(あつ)て。嶮岨第一(けんそだいゝち)の要害(やうがい) にて牧使(ぼくし)の王僧林(わうそうりん)と。成允門(せいしやうもん)兄弟(きやうだい)并(ならび)に。防禦使(はうぎよし)の権應珠(けんおうしゆ)。右兵使(うへいし)の 金應端(きんおうずゐ)。京幾道(けいきだう)都躰察使(とていさつし)の柳成籠(りうせいらう)を大将(たいしやう)として。軍平(ぐんひやう)七万 余騎(よき)