Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 209

ページ: 209

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有(あり)のまゝに語(かた)らせ聞(きい)て。秀家(ひでいへ)感涙(かんるい)を流(なが)し比類(ひるひ)なき働(はたら)き。当(たう)表(おもて)第一(だいゝち)の 功名(こうみやう)たるべし。我等(われら)加勢(かせい)に渡海(とかい)の旨(むね)を飛脚(ひきやく)をもつて。申つかはすべしと有(あり) ける故(ゆゑ)。急(いそ)ぎ使(つかひ)を仕立(したて)東萊(とくねぎ)へぞつかはしける其文(そのぶん)に曰(いは)く。     我等(われら)行列(ぎやうれつ)を破(やぶ)り渡海(とかい)いたし候義(ぎ)。手前(てまへ)心元(こゝろもと)なく存(ぞんじ)     今朝(こんちやう)着岸(ちやくがん)せしめ候。釜山浦(ふさんかい)にて比類(ひるひ)なき働(はた)らき。御 ̄ン手(て)     柄(から)誠(まこと)に   御当家(ごたうけ)無二(むに)の忠節(ちうせつ)に候。明日(みやうにち)其表(そのおもて)へ     参着(さんちやく)せしむべき間(あひだ)万端(ばんたん)申 談(たんず)べく候 恐々謹言(きやう〳〵きんげん)       四月十六日      備前宰相(びぜんさいしやう)秀家(ひでいゑ)          小西摂津守(こにしせつのかみ)殿(どの)