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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 247

ページ: 247

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伏(ふせ)成義門(せいぎもん)を討取(うちとり)ける。柳廷(りうてい)是(これ)を見(み)て最早(もはや)是(これ)までなり。敵(てき)の手(て)に死(し)せん事 無念(むねん) なりとて。剣(けん)【釼は辞書に無し】を取直(とりなほ)し自害(じがい)して死(しゝ)たりける従弟(いとこ)なりける。柳石虎(りうせきこ)。蘇源(そげん)も 一 方(はう)を打破(うちやぶ)りて落(おち)たりけるが。大村新八(おほむらしんはち)が勢(せい)に追(おひ)かけられ二人ともに討(うた)れたり。 残(のこ)る将士(しやうし)はみな皇城(くわうじやう)さして落(おち)にける。牧使(ぼくし)王僧林(わうそうりん)は大敵(たいてき)の中(なか)を切(きり)ぬけ。晋州(しんしう) 城(じやう)へぞ入(いり)にける。小西(こにし)が手(て)へ討取(うちとる)首數(くびかす)都合(つがふ)九千二百十三とぞ聞(きこ)へける。味方(みかた)にも 手負(ておひ)死人數(しにんす)百人と記(しる)したり。扨(さて)又(また)加藤主計頭清正(かとうかずへのかみきよまさ)は蜜陽(みつやう)大丘府(たいきうふ)をおし て全義館(ぜんぎくわん)へ出(いで)。忠州府(ちくしうふ)に至(いた)るに此所(こゝ)もみな明(あき)のきたれば。残居(のこりゐ)たる朝鮮人(てうせんじん)を 生捕(いけどつ)て尋(たづ)ねけるは。是(これ)より奥(おく)へ日本勢(につほんぜい)討入(うちいり)たるやと問(とひ)けるにいまだ一人も通(とほ)ら すと答(こた)へける。清正(きよまさ)左(さ)あらば此所(このところ)に陣取(ぢんとり)後陣(ごぢん)を待(まつ)べしとて。忠州府(ちくしうふ)に両日(りやうじつ)逗(たう) 留(りう)せられけるに。同(おな)じく八日の晩景(ばんけい)に小西行長(こにしゆきなが)が一 組(くみ)忠州城(ちくしうじやう)を出(いで)。府中(ふちう)に来(きたり)