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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 255

ページ: 255

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ざるを政院(せいゐん)より啓(けい)して。今度(このたび)の御 ̄ン供(とも)に柳成龍(りうせいりう)なくんばあるべからずと申すにより 是(これ)も御 ̄ン供(とも)と定(さだま)りけり。内医(ないゐ)超英璇(てうえいせん)政院(せいゐん)の吏(り)申徳麟(しんとくりん)が等(ともがら)十 余人(よにん)の者共(ものども) 一 度(ど)に呼(よば)はつて大音(だいおん)あげ。京都(きやうと)をば棄(すつ)べからず〳〵と。しばしは鳴(なり)も静(しづ)まら ず。かゝる所(ところ)へ又々(また〳〵)所々(しよ〳〵)より注進(ちゆうしん)あつて。日本(につほん)の軍勢(ぐんぜい)おひ〳〵人数(にんず)まして都(みやこ)へ責(せめ) 入(いる)よし聞(きこ)へければ。宮中(きうちう)また譟(さわ)ぎおのゝき廷内(ていだい)の衛士(えいし)ども。何(なに)ほどにか尽(こと〳〵)く 散(さん)じぬれば更漏(こうろう)も鳴(なら)さずところ〳〵の灯燭(とうしよく)も無(なか)りし故(ゆゑ)。やうやくに宣伝(せんでん)の 官庁(つかさ)より火炬(たいまつ)をもとめて。御 ̄ン駕(が)を出(いだ)さんとなすに禁軍(きんぐん)方々(はう〳〵)へ奔(はし)りかくれ。供(ぐ) 奉(ぶ)に備(そな)ふる人(ひと)もなし。上下(じやうげ)みだりに騒(さわ)ぎ立(たつ)て一向(ひたすら)に逃(に)げまどひ【ママ】ば。或(あるひ)は人(ひと)に衝(つき) 仆(たふ)され或(あるひ)は人(ひと)を蹈仆(ふみたふ)し。互(たがひ)に人々争(ひと〳〵あらそ)ひてみだりがはしき計(ばか)りなり。羽林衛(うりんえい)の池(ち) 貴壽(きじゆ)といへる者(もの)。御 ̄ン駕(が)の前(まへ)を過(すぐ)るを柳左相(りうさしやう)是(これ)をとゞめて。汝(なんぢ)が輩(ともがら)多年(たねん)朝(てう)