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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 278

ページ: 278

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女(ぢよ)を侵(おか)すことなかれと。大目(たいもく)を定(さだ)めて列(れつ)をとゝのへ衆(しゆう)を警(いまし)め。偖(さて)その後(のち)に 手分(てわけ)をなし。遍(あまね)く王城(わうじやう)の内外(ないぐわい)まで尽(こと〳〵)く捜(さぐ)りもとむるに今(いま)は敵(てき)一人も なきに極(きは)まり宮中(きうちう)までを清(きよ)く吟味(ぎんみ)し。其後(そのゝち)の者(もの)どもを四方(しはう)の門々(もん〳〵) に分(わか)ち。きびしく是(これ)を守(まも)らせ後陣(ごぢん)の兵将(へいしやう)を待居(まちゐ)たるは。実(まこと)に勇々(ゆゝ)しき 有(あり)さまなり    加藤清正(かとうきよまさ)都(みやこ)へ入(い)る事(こと) 扨(さて)また加藤主計頭清正(かとうかずへのかみきよまさ)は。此度(このたび)は人(ひと)より先(さき)に王城(わうじやう)を乗入(のりい)らんと。兵士(へいし)を 急(いそ)がせ馳(はせ)たりければ。漸(やうや)く王城(わうしやう)にも著(つき)ければ清正(きよまさ)が先手(さきて)。城門(じやうもん)を押(おし)ひらい て入(い)らんとす。此時(このとき)小西(こにし)が兵(へい)門内(もんない)より云(いひ)けるは。当城(たうじやう)は小西行長(こにしゆきなが)昨日(さくじつ)入来(いりきた) り我等(われら)に申 付(つけ)四門(しもん)を堅固(けんご)に相守(あひまも)りて。他(た)の人(ひと)をば禁(きん)ずべし。若(もし)諸大将(しよだいしやう)