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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 390

ページ: 390

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横合(よこあひ)より責登(せめのぼ)る。王僧隣(わうさうりん)が勢(せい)も必死(ひつし)となつて追下(おひくだ)し追上(おひあげ)られて戦(たゝか)ふこと夥(おひたゞ) し。井上(ゐのうへ)か勢(せい)の中(なか)より深野平右衛門(ふかのへいゑもん)。佐世勘兵衛(さよかんべゑ)。尾島丹治(おじまたんぢ)。早見式部(はやみしきぶ)。等(とう)各(おの〳〵) 得物(えもの)〳〵を携(たづさ)へ。喚(おめ)き叫(さけ)んで突登(つきのほ)る此時(このとき)栗谷五郎兵衛(くりやごろべゑ)。高山主殿助(たかやまとのものすけ)の両人(りやうにん)は 主従(しゆう〳〵)纔(わづか)七八 騎(き)なれども。はじめの合戦(かつせん)に負(まけ)しことを無念(むねん)におもひ。いかにもして牧使(ぼくし) の旗本(はたもと)へ切入(きりいり)。王僧隣(わうそうりん)と組(くま)んと主従(しゆう〳〵)心(こゝろ)を一ツにして。牧使(ほくし)が旗本(はたもと)を目(め)がけ轡(くつはみ)を双(なら)べ 死(しに)ものくるひに切(きつ)て入(いり)。当(あた)るを幸(さいわ)ひ切伏(きりふせ)薙伏(なぎふせ)七 転(てん)八 倒(たふ)して働(はたら)きける。是(これ)によつて牧使(ほくし) が旗本(はたもと)四度路(しとろ)になつて見(み)へける時(とき)。隆景(たかゝげ)味方(みかた)に下知(げぢ)して総(そう)【惣】かゝりに攻(せめ)かゝる。こゝに おゐて朝鮮勢(てうせんぜい)つゐにかなはずして。総(そう)【惣】崩(くづ)れとなつて敗走(はいそう)す。栗谷四郎兵衛(くりやしろへゑ)は牧(ぼく) 使(し)に逢(あは)んと敵中(てきちう)を駈廻(かけまは)りけれとも出合(いであは)す。逃(にぐ)る敵(てき)を追(おひ)かけ東(ひがし)の峯(みね)へ来(きた)りしに。百 人 計(ばかり)の朝鮮人(てうせんじん)。一 ̄ト かたまりになつて落行(おちゆく)を四郎兵衛(しろべゑ)。これを見(み)て牧使(ぼくし)ならんかと