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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 418

ページ: 418

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ところへまた。柳成龍(りうせいりやう)が使者(ししや)をはじめとして。平壌(へくしやく)の府城(ふじやう)すでに陥(おちい)りたりとも 告(つ)げ来(きた)り。或(あるひ)は其(その)危(あやう)き事(こと)旦暮(たんぼ)にありども報(はう)じて。兔(と)角(かく)によろしき沙汰(さた)はなし。 しかれば御《割書:ン》駕(か)の臨幸北(りんこうきた)に向(むく)こともかなはず。又(また)平壌(へくしやく)へ還幸(くわんこう)あるべきやうもなければ。 暫(しばら)く此辺(このへん)のよろしき方(かた)を行在所(あんざいしよ)と定(さだ)め。大明(たいみん)の援兵(ゑんへい)を待(まつ)より外(ほか)の議(ぎ)有(ある)まじ。 とて。車駕(しやが)をば嘉山(かざん)にとゞめ東宮(とうぐう)は廟社(ひやうしや)の主(しゆ)を奉(ほう)じて博川(はくせん)より。再(ふた)び山群(さんぐん)に入(いり) 給ふべきに定(さだま)りけり。    高彦伯(こうげんはく)小西行長(こにしゆきなが)が陣(ぢん)へ夜討(ようち)の事(こと)    《割書:并(ならびに)|》倭兵(わへい)江(え)を渡(わた)る事(こと) 偖(さて)又(また)小西摂津守行長(こにしつのかみゆきなが)。宗對馬守義智(そうつしまのかみよしとも)。黒田甲斐守長政(くろだかひのかみなかまさ)。大友豊後守義(おほともふんこのかみよし) 統(すみ)【綂は俗字】。久留米侍従秀包(くるめしじふひでかね)。小早川隆景(こはやかはたかゝけ)等(とう)の諸将(しよしやう)次第(しだい〳〵)に陣(ぢん)をすゝめ。江沙(こうしや)の上(うへ)に手(て)