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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 422

ページ: 422

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の騒動(そうどう)大(おほ)かたならず。平壌(へくしやく)の住人(ぢゆうにん)仼旭景(わうきよくけい)一 番(ばん)に先登(せんとう)し。力戦(りきせん)して日本勢(につほんぜい) 数人(すにん)を斬仆(きりたふ)す。されども日本(につほん)の勇兵(ゆうへい)等(ら)に取(とり)こめられ。遂(つゐ)にこゝにて討(うた)れける。倭(わ) 軍(ぐん)の馬(うま)を奪(うば)ふこと三百 余匹(よひき)におよびける。黒田(くろだ)が陣(ぢん)の軍兵(ぐんひやう)ども。小西(こにし)が陣(ぢん)へ夜(よ) 討(うち)の入(いり)しと聞(きく)より人数(にんず)を備(そなひ)て。大浪(おほなみ)の起(おこ)るが如(ごと)く朝鮮勢(てうせんぜい)へ突(つき)かゝる。こゝに於(おゐ) て朝鮮勢(てうせんぜい)かなはじとやおもひけん。我先(われさき)にと走(はし)りかへりて船(ふね)に乗(の)らんとしたり けるに。船手(ふなて)に残(のこ)る朝鮮人(てうせんじん)日本勢(につほんぜい)の興(おこ)つて後(うしろ)より迫(せま)り来(きた)るを見(み)るより。中流(ちうりう) に棹(さほ)をとゞめおそれて岸(きし)に船(ふね)を寄(よせ)ねば。岸(きし)に臨(のぞ)める夜討(ようち)の者共(ものとも)前(まへ)に乗(のる)へき船(ふね) はなく。後(しりへ)に迫(せま)る敵(てき)多(おほ)ければ今(いま)はすべきやうなくて。江中(えちう)に飛入(とびいり)〳〵する程(ほど)に。 水練(すゐれん)をしらざる者(もの)は溺(おぼ)れて死(し)する者 多(おほ)ければ。生(いき)たる者(もの)は残(のこ)りすくなくなりに けり。夫(それ)夜討(ようち)の法(ほう)といふは厚(あつき)に討(うつ)て薄(うす)きに出(いで)。送(おく)り備(そなひ)に待備(まちそなひ)。摚(どう)と討(うつ)てはさつと