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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 436

ページ: 436

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是(これ)を渡(わた)さんとこそ計(はか)りける。此時(このとき)倭将(わしやう)小西(こにし)が等(ともから)平壌(へくしやく)の府城(ふじやう)に入(いり)。大明(たいみん)へ 兵(へい)を進(すゝ)めんか如何(いかゞ)あらんと。諸将(しよしやう)の評議(ひやうぎ)一 決(けつ)せざりし折(をり)なれば。平壌(へくしやく)より 西北(せいほ[く])はおのづから日本勢(につほんぜい)の難(なん)をばうけざりける。巡察使(しゆんさつし)李元翼(りげんよく)と兵使(へいし) 李賓(りひん)は。順安城(しゆんあんじやう)に逼(せま)り都元帥(とげんすい)金命元(きんめいけん)は肅州(しゆくしう)に相待(あひまて)ば。柳成龍(りうせいりやう)は安(あん) 州(しう)に出(いで)て大明(たいみん)の兵軍(へいぐん)の来(きた)るを遅(おそ)しと待居(まちゐ)たり。    遼東(れうとう)祖承訓(そしようくん)遊撃将軍(ゆうげきしやうぐん)史儒(しじゆ)朝鮮(てうせん)を援事(すくふこと) 大明国(たいみんこく)には李㫟(りえん)がすでに。幾度(いくたび)となく援兵(ゑんへい)を乞(こひ)て已(や)むることなく。殊(こと)には 日本勢(につほんぜい)国(くに)に入(いる)こと最(もつと)も深(ふか)きよし。告報(つけほう)ずるによりてこゝに於(おゐ)て遼東巡按(れうとうしゆんあん)李(り) 時孳(しじ)。遼東(れうとう)の守道官(しゆたうくわん)荊州狻(けいしうしゆん)に命(めい)じて。朝鮮国(てうせんこく)の援兵(ゑんへい)を出(いだ)すべき旨(むね)あれ ば。二人の官人(くわんにん)畏(かしこま)りて即(すなは)ち遼東(れうとう)の大将(たいしやう)。祖承訓(そしようくん)遊撃将軍(ゆうげきしやうくん)史儒(しじゆ)の二人を