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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 445

ページ: 445

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方(かた)ならず。其上(そのうへ)承訓(しようくん)か節制(せつせい)のよからぬ事(こと)を恨(うら)み謗(そし)りて。戦(たゝか)ふ心(こゝろ)なきゆゑ 承訓(しようくん)もいよ〳〵速(すみやか)に陣(ぢん)を拂(はら)つて。遼東(れうとう)にこそかへりける。柳成龍(りうせいりやう)はこゝに おゐて人心(じんしん)の動揺(とうえう)せんことをおそるゝ故(ゆゑ)。乃(すなは)ち奏(そう)して安州(あんしう)にとゞまりて明兵(みんへい)後(ご) 軍(ぐん)の至(いた)るを相待(あひまち)。民心(みんじん)を静(しづ)むる手段(しゆたん)をなしたりける。    元均(けんきん)李舜臣(りしゆんしん)をまねく事(こと) こゝに全羅水軍節度使(てるらすゐぐんせつとし)李舜臣(りしゆんしん)と。慶尚右水使(けくしやくうすゐし)元均(げんきん)。全羅右水使(てるらうすゐし)李億(りおく) 稘(き)等(ら)。水軍(すゐぐん)を大(おほい)に起(おこ)して日本(につほん)船手(ふなて)の勢(せい)を押止(おしとゞめ)んと議(ぎ)したりける。さても去(さん) ぬる四月 日本勢(につほんせい)。はじめて朝鮮国(てうせんこく)に軍兵(ぐんひやう)を出(いだ)し押寄(おしよせ)来(きた)ると聞(きこ)へければ。慶(けく) 尚右水使(しやくうすゐし)元均(げんきん)等(ら)は。唐崎表(からさきおもて)巨済(こさい)といふ所(ところ)に番船(ばんせん)を出(いだ)して。是(これ)を防(ふせい)で戦(たゝか)はんと せしとき。藤堂(とう〴〵)。加藤(かとう)。脇坂(わきざか)が諸船(しよせん)に抜(ぬき)ん出(で)。粉骨(ふんこつ)を尽(つく)して戦(たゝか)ふにより。朝鮮(てうせん)