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に我国(わがくに)に附(つ)き順(したが)ひ。多年(たねん)の貢献(こうけん)怠(おこ)たらず呉服(こふく)羅綾(らりやう)の織工(おりく)。大紋(たいもん)の高麗縁(かうらいへり)
と世(よ)に云(い)へるは皆(みな)これ初(はじ)めて此国(このくに)より出(いで)たる物(もの)と聞(きこ)へけり
日本(につほん)代々(よゝ)朝鮮(てうせん)をせむる事(こと)
斯(か)くて高麗(かうらい)百済(ひやくさい)の二国(こく)は已(すで)に附(つき)したがふといへども。新羅(しんら)は常(つね)に漸(やゝ)もすれば野(や)
心(しん)を含(ふく)んで。吾国(わかくに)の命(めい)に叛(そむ)きぬるを皇后(くわうごう)これを怒(いか)らせ給へ。襲津彦(をそつひこ)に詔(みことのり)ま
し〳〵重(かさ)ねて新羅(しんら)を責(せ)めさせらるれば。是(これ)も畏(おそ)れて附(つき)したがふ其(それ)より年月(としつき)過(すぎ)
されば神功皇后(じんこうくわうごう)も崩御(ほうぎよ)まし〳〵けるゆゑ。王子(わうし)御位(おんくらい)に即(つか)せ給ひ是(これ)を応神天(おうじんてん)
皇(わう)と申 奉(たてまつ)る。此時(このとき)世(よ)には三韓(さんかん)全(まつた)く我国(わがくに)に附属(ふぞく)すれば。其国(そのくに)の政刑(せいけい)をも皆(みな)
日本(につほん)より是(これ)を下知(げち)して。大和(やまと)の国(くに)軽島(かるしま)明(あけ)の宮(みや)の造営(さうえい)の時(とき)は。蝦夷人(ゑぞじん)を召(めし)て
厩坂(むまやざか)の道(みち)を啓(ひら)き。三韓(さんかん)の人(ひと)を召(めし)ては池沼(いけぬま)を掘(ほ)らしめ給ふとかや。この時(とき)に武内(たけうち)