翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

洗湯手引草 - 翻刻

洗湯手引草 - ページ 10

ページ: 10

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【右丁】 なきさ麗(れ)ば九百九十九人の数(かづ)も 満(みち)て今壱人にて大 願成就(ぐはんじやうじゆ)に 至(いた)類(る)とき忽然(こつぜん)として壱人の 乞丐人(かたいにん)出来(いでき)た梨(り)総身(そうしん)たゞれ 脳血(のうけつ)ほどばしり臭気(しうき)【左ルビ:くさき】堪(たへ)がたく 多(おふ)くの宮女(きうじよ)鼻(はな)を掩(おほ)ひてかたはら 【左丁】 によるものさらになし后(きさき)是(これ)をも いとひ給(たま)はずいか伝(で)悲願(ひぐはん)を空(むなし)う せんと帝(て)自(みづから)汚穢(けかれ)の旧垢(ふるあか)を流(あらい) 浄(きよ)めたまひけるに乞丐(かたい)怡然(いぜん)と して我(わか)瘡脳(そうのう)痒(かゆく)して堪(たへ)がたし 口にて吸(すい)出したまはらんやと