翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

洗湯手引草 - 翻刻

洗湯手引草 - ページ 11

ページ: 11

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【右丁】 いゝけるを后(きさき)のぞみにまか勢(せ) こと〴〵く悪脳(あくのう)を吸(す)ひたまはら んとしたもふ時に乞丐(かたい)の身(み) より金色(こんじき)のひかりをはなち 善哉(よきかな)我(われ)は東方(とうほう)阿閦仏(あしゆくぶつ)なりと のたまひて紫雲(しうん)のうちに入り 【左丁】 たまへば后(きさき)もふたゝび光明(こうめう)赫々(かく〳〵) とあらはれけるこそ難有(ありがた)けれ今(いま) に其(その)事蹟(じせき)奈良(なら)の里(さと)に残(のこ)り け類(る)是(これ)洗湯(せんとう)の濫觴(らんしやう)【左ルビ:おこり】にて風呂(ふろ) の上に破風(はふ)を付(つけ)し由来(ゆらい)なりける