翻刻
【右丁】
《振り仮名:湯屋不_レ磨無_二光沢_一|ゆやみがゝざればひかりなし》 《振り仮名:無_レ光常客人不_レ入|ひかりなきはつねにきやくじんいらず》
《振り仮名:石垣不_レ磨糠汁穢|いしがきみがゝざればぬかしるでよごれ》 奇麗湯屋常繁昌(きれいなゆやはつねにはんじやうす)
《振り仮名:風呂内湯有_二減事_一|ふろのうちのゆはへることあり》 《振り仮名:井之内水者無_レ減|いのうちのみづはへることなし》
《振り仮名:雖_レ積_二【五点は誤】一日之現金_一|いちにちのげんきんをつむといへども》 《振り仮名:不_レ如_二 【五点は誤】一日之薪前_一|いちにちのたきゝまへにはしかづ》
《振り仮名:冬商売常不_二引合_一|ふゆはしやうばいつねにひきあはづ》 夏之内心掛而(なつのうちにこゝろがけて)《振り仮名:可_レ残|のこすべし》
【左丁】
《振り仮名:釜厚永不_レ損涌遅|かまあつければながくそんぜづわくことおそし》 《振り仮名:釜薄是為_二【三点は誤】財物釜_一|かまうすければこれざいもつのかまとす》
一日薪一本除焚(いちにちにまきいつぽんよけたけば) 三百六拾本虚焚(さんびやくろくじつぽんむだにたく)
《振り仮名:一本不_レ疎助_二数日_一|いつぽんおろそかにせさればすじつをたすく》 況一生数年損乎(いわんやいつしやうすねんのそんをや)
《振り仮名:故客計不_レ余不_レ足|かるがゆへにきやくばかりあまらづたらづ》 《振り仮名:心付而可_レ焚_二釜前_一|こゝろづけてかままへをたくべし》
《振り仮名:召仕譬如_二【三点は誤】手足之_一|めしつかひたとひばてあしのごとし》 《振り仮名:朝夕御客尽_二愛想_一|てうせきおきやくにあいそうをつくせ》