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普茶料理抄 - 翻刻

普茶料理抄 - ページ 5

ページ: 5

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【右丁】 ○/水鱠(みづなます)の事  具を酢と塩にひゝてすこし塩からくいたし青色の包に  随分しつかりとつゝみ井戸に宵より中に釣置出す時分に  錫皿にても何にても水たつふりと溜め出す ○《割書:夏|》/小氷(こごほふ)の事  たしにて煮  白かんてんをかけん見合客の多少によりよき程くわへ  一夜前に拵置たるは氷申候《割書:但し魚のみを後に入|あんはいいたし氷らせ申也》 ○かさねはんぺんの事  玉子の黄身は黄身白身は白身斗りてはんに入先に白をむし替  いたし上に少し生しき時分又黄成方を上に置むして切■遣 【左丁】 ○/南蛮漬(なんばんづけ)  鯛を一夜前日よりぬたみそにくさみを切て漬をき  出す前に洗いて焼なり ○/思案麩(しあんぶ)  生麩凡壱匁少し分 ̄ニ寒さらしの粉を三合入よく  引ませて湯引なり大ふして切形なりともまたは  一つ盛にちきりてなりとも ○あわび/打貝(うちがい)  随分大ふりなる鮑をふちのかたき所さりしの所にて  ほと〳〵身のいたまぬやうにたゝき酒 ̄ニて湯てちきる也