翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂客談寄 - 翻刻

漂客談寄 - ページ 23

ページ: 23

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【右丁】  申候七拾日斗滞留金銀相應ニ堀取本如く  「セクリマント」より「サンフレセシコ」此金山ゟ五年前「北  亜米利幹と「メキシコ」と界論有之遂に合戦ニ及候  其節水車ヲ仕掛候て彼川下を堀候時砂金ヲ夥  敷見出し候ニ付 事相済候て後諸國江觸書  出し勝手に堀取ルべき旨申渡是ゟ只今の金山ニ  相成西洋東洋爰に往来致さす国ハ無之候清國  人多く便舩を以往来仕日本ゟも此万次郎参り申候  扠本舩ニ乗移り十月頃開帆同月末「ウワホー」 【左丁】  の「ハナロノ」に着く於是帰朝之志決定仕り上陸  いたし寅右衛門方江尋参り候処大工の手傳いたし  罷在相應之暮方にてなしみの人も御座候趣五  右衛門傳蔵ハ此所に居不申五里斗隔り候「ウク〳〵  と申所江百姓働いたし候趣ニ付人を雇呼ニ遣し候処  早速罷越四人相集り帰朝之約諾仕候此時万  次郎湊口ニて「亜米利幹舟入津有之日本人数  人乗り来る趣承り候ニ付急キ参對面仕候得共双方  言語通し不申傳蔵寅右衛門江對面いたし度旨