翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

漂客談寄 - 翻刻

漂客談寄 - ページ 7

ページ: 7

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【右丁】  ぎ付候処彼人亦外ニ連は無之哉といふよふ  之手真似いたし候間洞穴之方ヲ指し二人残  居候段手真似仕候得共外ニ壱艘之舩ニ真黒キ  人ヲ乗洞穴之方江漕廻し申候此時傳蔵者  洞之中ニ而重助看病いたし罷在候処洞口江鍋  尻ニ目と歯ヲ付候様之者来り何欤傳蔵  を引出せんと仕候ニ付おそろしく存振もぎり  候処色白キ異人参り外三人も舩ニ参り居  候よふ之手真似いたし候間夫ニ随ひ彼舟に 【左丁】  乗り申候重助者彼黒キ人ニ抱かれ舩ニ乗り申候  則弐艘共彼大舟に漕付上り候処長サ三拾けん  幅六間斗ニ而帆柱三本建有之舩ニ而異びと  拾人斗乗居申候殊之外丁寧なる扱ひニ而薬  幷筒袖之着もの壱枚ツヽ貰ひ受色々介抱ニ  預り其上彼人嶋に取残し置たる物は無之哉と  いふ様之手真似いたし候間衣もの残し置た  る手真似仕候処また小舩ヲおろし黒キ人乗  嶋ニ漕付着物取入戻り申候三日程日ヲ經候迄者